ゲームオタクの妻アメリカ移住記

ゲームプログラマー(米国人)とジャパニーズワイフのドタバタ引越しぶろぐ

「SUKIYAKI」とは?オンラインで日本語教師

こんにちは、めいぷるです。

アメリバーモント州は、2月にはいってから少しずつ晴れ間が増えてきました☀

その分、凍てつく寒さですけどね。雪が降るってことは気温が暖かい(マイナスではない)ってことなので、ピンピカの太陽サンサンの日は、空気がとても冷たいです。

もう感覚がおかしくなってきて、30℉(0℃ほど)で、「あ、今日は暖かいね。」というセリフを吐くようになりやしたドヤー

 

前回の投稿から少し、間があきましたが、少し忙しくしてました。

最近、Preplyというサイトを利用して、オンラインで日本語を教える仕事をしています。

preply.com

コロナが広まって、このサイトは急速に注目されたと思います。

簡単に説明すると、先生探しのマッチングプラットフォームです。

このサイトで、色んな先生を探せます。言語だけではなく、数学や物理などの先生も探せます。そして、このサイトを利用してあなたも先生になれます。

 

まず、始めたきっかけとしては、アメリカへ引越してきて仕事のことを考えてたのですが、私はいまグランマ80歳の方と同居しているので、今外へ仕事へ出るのは違うなと考えました。でも、リモートで仕事探しってとても大変で。日本の会社もいくつか応募しましたが、上手くいかず。

フルタイムではなく、パートタイム希望なので、中々ピン!というのがね、なくて。

でも時間もあるし、とりあえずランゲージエクスチェンジ(言語の交換)をやってみるかと思い、とあるサイトを利用して、パートナーを見つけました。

フロリダ在住の大学に通っている女性で、働きながら大学で日本語を勉強しているとのこと。年齢も近いので、テレビ電話で話してみることに。

 

大学で日本語を勉強しているけど、やはり喋る時間が少ないから、そんなに日本語が喋れないんですね。あとヒアリングも、普通の速さで話しても中々聞き取れない。

これは、いかん!と思い笑

何か熱が入ってしまって、もう特訓よっ!の如く、とにかく日本語のシャワーを浴びさせました。彼女もわたしも日本の漫画が好きなので、漫画のはなしや、日常の会話、日本語わからなくても英語で説明して~というエクスチェンジを数回やっていた時に、彼女がいつも楽しい、ありがとうと言ってくれた事に、嬉しく感じ。

コロナで彼女も色々大変だったにも関わらず、収束したら日本に行きたいという希望で、日本語を勉強していることに感動しました。(最近、涙もろい)

 

それで、もっとこういう人の為に手伝いたいなと思い、Preplyに登録して日本語チューターをスタートさせたのであります。

もちろん、お金も大事なので、お金をもらいつつ、サポートできるなんて素晴らしい!

生徒もお金を払うので、真面目な方ばかりだと思います。

 

登録したのは12月下旬なので、実質活動をはじめて1ヶ月ちょっとですね。

今は生徒2人で、イングランド在住の12歳の女の子と、アメリカ人の71歳のおじ様です。おじ様に関しては、もう本気なので、彼は週3・2時間やってます。

2人とも初心者中の初心者なので、英語が必要です。日本語を英語でって難しいけど、英語の勉強にもなっているので、私にとっては良いこと尽くし。

 

あとは、バーモントのとある大学の日本語の先生に連絡をとって、無料でいいから日本語をもっと話したいという生徒を紹介してくださいと頼みました。

日本語を教えるにあたって、場数が必要だなと感じたのと、色んなレベルと年齢のサンプルが欲しかったので、大学の先生にヘルプをしました。

 

イングランド在住の子は、これまた日本の漫画が好きで、「七つの大罪」が好きとのこと。これは、また良い趣味していると思い、私も好きなので、漫画を使って教えてます。ものすごいシャイだし、イングランドのどこか分かりませんが英語が、聞き取れなくてですね、最初焦りました笑。

こりゃ、ヤバいぞと思いましたが、何とか切り抜けて、少しは心を開いてくれたかな?という段階です。

 

71歳のおじ様は、元々日本人とペンパルという文通をしていて、それが14歳の頃から。

4年前の文通相手が亡くなるまで、ずっと手紙の交換をしていました。

英語で交換していたそうですが、今度は文通相手の家族の方と日本語で会話したいから、コロナが収束して日本に遊びに行くまで、日本語を習得したいという夢があります。

私が「なんでペンパルで日本人を選んだの?」と聞きました。

 

当時、14歳の彼はハイスクールマガジンという、高校生向けの雑誌を読んでいて、そこで文通しませんか?という募集があったそうです。

グランマに聞いたら、当時はそういうのが流行っていたとのこと。

で、色んな国がある中で、日本を選んだおじ様。

彼は「Sukiyaki」という歌が好きだったからと言いました。

 

一瞬、ん?と思いましたが、これ前に日本のテレビで見たことあったことを思い出して。坂本九ちゃんの「上を向いて歩こう」のことなんです。

 

当時、アメリカではかなり人気で、ラジオやらテレビに出演したりと、凄かったと教えてくれました。


Sukiyaki Kyu Sakamoto FULL SONG ReEdit STEREO ReMix HiQ Hybrid JARichardsFilm 720p

 

コロナになって、色々考えなおすことがあったのですが、こういう出会いもコロナにならないと出会えなかったなと思うと、ほんと人生分からないものですね。

 

こういう悲しい辛い状況でも、日本に行きたいとか日本語を学びたいという希望があって、彼らの楽しみを少しでもサポートできるのは、嬉しい限りです。